看護師の平均年収っていくら?

キャリアアップ

こんにちは!ショウです!

僕自身看護師として仕事をしていると、時々患者さんから

患者さん
患者さん

大変な仕事してるんだから、給料もいいんだろうね~

と言われることがあります。世間一般ではこうしたイメージが浸透しているのでしょうか?

ショウ
ショウ

僕の年収って平均以上あるの?

こう思う人も多いと思いませんか?

実は看護師の年収は世間的に高収入の職業に分類されることがわかっています。

これは、厚生労働省が発表している「女性の職業別 年収ランキング」では、看護師は25位/146職種中 と上位20%にランクインしている結果から言えます。

しかし、なぜ皆さんが全国の看護師の平均年収が気になるかというと、過酷な交代勤務やシフト制などの過酷な労働環境に見合った給料をいただいていないと感じる方が多いからだと考えます。

 

この記事では、全国の看護師がどの程度の給料をいただいているのか、また給料の内訳などの解説をしていきます。

この記事を読むと、自身の手取り収入が全国の看護師と比較し、どの程度かを再確認することができます。さらに看護師で年収をアップさせる方法についても知ることができます

 

現在、新型コロナウイルスによる医療崩壊とも言われる中、新型コロナウイルスと直接戦う医療職の看護師への金銭的影響は出ているのか、こちらも一緒に確認できます。

 

ショウ
ショウ

是非、最後までご覧ください

看護師の平均年収は?

2021年 全国平均 約492万円】

2021年度、厚生労働省の調査によると、看護師の平均年収は約492万円という報告が出ています。

ただし、これは手取り年収ではなく所得税や社会保険などの控除が引かれる前の金額です。

実際はここから諸々の引かれていくため、大まかな手取りは、年収の75~80%程度で計算できます。つまり平均年収が約492万円とすれば、手取り年収は約360万円程度となります。

ご自身の年収と比較してどうでしょう?

平均年収も、手取り年収で確認すると、高収入と言われる割にそこまで大きな金額ではない印象を持ちますね。

注意点としては、調査対象の平均年齢が41歳であり、新人看護師からベテラン看護師や管理職までをまとめた統計となっています。そのため、入職したばかりの新人看護師は平均値を下回る結果が出るでしょう。

 

厚生労働省が発表している「女性の職業別 年収ランキング」では、職業別ランキングの上位20%にランクインしており、女性の職業といった視点で言えば、世間的に「給料の高い仕事」というイメージを持たれるのも納得ですが、看護師として働く皆さんからすると、物足りないと感じる方もいるでしょう。

月々の給与は?

【平均約30万円】

看護師の基本給は約22万円~24万円が相場となっています。

平均手取り年収は約360万円なので、月々の給与は約30万円といったところでしょう。

 

しかし、これは基本給に加えて、諸手当や賞与(ボーナス)が含まれた年収からの平均のため、実際には月々によってもう少し差があると考えられます。

諸手当は個人差がありますが、月々1~10万円程度の手当をもらう方まで様々です。

 

このように看護師の給料の多くは、手当で賄われていることがわかりますね。

そのため基本給から見ればそれほど所得は高くなく夜勤やシフト制といった業務の対価として手当が上乗せされているため、給与が高いイメージがついているのが実態です。

年収が一番高い都道府県は?

【1位:青森県 最下位:大分県】

自分の住む地域での年収の相場が、他の地域と比較してどの程度違うのか気になる方も多いでしょう。

こちらが2021年度都道府県別のデータです。

参考元:https://img.kango-roo.com/

例年、首都圏や都市部は比較的年収も高くランキングも上位傾向にありますが、2021年度は青森県や岐阜県などがそれらを上回っています。

一方で、大分県が年収が一番低いという結果になっています。(約405万円)

統計的に九州や四国地方が比較的年収が低めな印象ですね。

 

全国とも比較しますが、せめて自身の居住地域の平均よりは高い収入をいただきたいと考えるでしょう。

年収が低い地域と言っても、施設によっては十分な待遇が得られるところもあるため、個人的には気にしすぎることはないと思います。

男女で年収は違うの?

【男性看護師の方が年収は少し高い】

男女別平均年収は次の通りです。

グラフを見ると50~54歳の世代で女性が男性を上回っていますが、その他の世代では男性が女性よりも年収が高くなっていることがわかります。

この結果から

  • 女性看護師は子育てなどで働き方に制限が付く場合がある
  • 男性看護師は勤務先が大きい病院であることが多く、家族手当も付きやすい

こういった理由が影響していると考えられます。

新型コロナウイルスでの影響は?

【賞与カットや減給になっていることも】

医療業界も例外ではなく、2020年より多くの施設で給与や賞与の減給が相次ぎました

新型コロナウイルス感染症拡大前(2020年2月以前)と比較した結果です。

参考元:https://kango-oshigoto.jp/media/article/3347/

 

最前線でコロナウイルスと戦う看護師の半数(計53.4%)が、給与減額を余儀なくされています

減給に至る理由として

  • 感染対策のコストがかさむ
  • 感染患者受け入れのため病床数を確保する必要がある
  • 患者や利用者の減少、または利用制限される

などの理由が挙げられます。

 

本来であれば入院など治療や検査にかかる費用は現役世代の場合、通常3割の医療費自己負担をするのが原則です。

しかし、新型コロナウイルス陽性と診断された感染症治療に対応する指定病院へ入院した日以降の医療費は公費負担、つまり税金で賄われるため、なかなか病院の収益へと結びつきません

結果、病院の経営が思わしくなくなり看護師など医療者の減給に繋がっているわけですね。

 

現在では診療報酬などの対応が組み込まれ、昨年よりほどではありませんが経営が戻りつつある施設も増えています。

しかし現在(2021年9月時点)コロナ第5波の影響もあり、更なる注意が必要とされ病院経営も安定させるまでには至っていないということも考えられるのではないでしょうか。

ショウ
ショウ

感染リスクを負っての勤務なのに減給は正直堪えますね

 

医療者には特別手当が出ることもありますが、リスクや労働力を考えると十分ではないと考えるスタッフも多いでしょう。

まだまだ我慢の日々は続きそうです・・・。

年収は誰でもアップできる?

【資格取得や管理職へのキャリアアップ、転職で年収アップを目指す】

看護師って新人の頃はほかの職種に比べて給料いいなと感じることはありませんでしたか?

看護師は勤続によっての昇給の幅が狭いといった側面があります。これは景気の動向に左右されにくいため、社会全体の給与が上がっていても反映されづらいということが原因の一つです。

反対に不況下にあっても横ばいの収益を維持できるのが看護師の給与の特徴です。

 

とはいえ、今回の新型コロナウイルス蔓延による影響からわかるように、いくら収入が安定している職業でも突然給与が減給される日が来るわけです。

何かの備えとしての貯蓄や、資産運用の元手を増やすために収入アップが必要と感じた方もいると思います。看護師でも、ある程度の危機感を持った方がいいでしょう。

 

ここからは、看護師が収入をアップさせるための方法を解説します。

結論としては、キャリアアップや転職、副業が挙げられます。ここから先を読んで頂ければ、これからのキャリアや仕事について考える機会が持てるでしょう。

是非、参考に見ていってください。

・資格取得

実務経験を積んでいく中で、さらにスキルアップを目指したいと考えている看護師の方もいるかと思います。

資格を持つことで看護師としての専門性が高められ、仕事の幅も広がります。また、施設によって異なりますが、給与の待遇面や転職活動において大きなメリットが得られます。

 

認定看護師専門看護師といった聞きなじみのある資格や、最近では診療看護師(NP)と言った資格を持つ看護師も増えつつあります。

さらに特定行為研修を受けることで仕事の幅が増えたり手当をもらえることも期待できますね。

 

ただし、認定・専門看護師に対する手当の優遇していない施設も多いのが現状です。

日本看護協会「認定看護師の活動及び成果に関する調査報告書」によると、手当を受けていない人が66.3%と、「手当なし」が大きく上回る結果となっています。

日本看護協会:認定看護師の活動及び成果に関する調査報告書

「手当あり(32%)」の内訳として、「3000~5000円未満」が34.6%と最も多く、次いで「5000~1 万円未満」が19.5%、「1万円以上」が15.2%と施設によって受給額に差があることがわかります。

 

現時点では給与面で手厚い補助が十分でないところもあり、認定・専門看護師に対して求められる仕事量も多く割に合っていないと感じている看護師も多いようです。

 

しかし資格を持つことで部署内外を問わず活躍の場が広がり、治験を深めていくことができるのは事実です。

また看護の現場で働くプロフェッショナルとして認められているため、今後の転職やキャリアアップに大きく役に立つと考えられます

 

資格取得のために支援制度が充実している施設も多いため、自身のキャリアアップや自己実現に向けて取得を目指すのもオススメです。

・管理職になる

看護部長や看護師長など管理職となると基本給は多い場合、約5万円程度上がることがあります。

また賞与は基本給ベースで計算されるため、賞与も大きく上がることでしょう。

 

さらに、この基本給に加え役職手当も付くため、年収アップが見込めます。

ただ、今までと違い管理職特有の業務や現場のマネジメント能力、問題解決能力など求められることも多くなるでしょう。そのため管理職を目指すことに抵抗がある方も一定数いるのではないでしょうか。

 

そんな中でも他の看護師たちの成長や、組織で掲げた目標を達成した時には大きなやりがいを感じると思います。

誰にでもできることではないと責任のある立場です。しかし管理職を通して、優れた知識や経験だけでなく、周囲から愛される人間的魅力も培われるのではないかと考えます。

年収アップはもちろんですが、患者・家族だけでなく多くのスタッフに尊敬される看護師を目指すのもアリですね。

・転職

ご存じの通り看護師は人手不足です。僕自身働いていて大きく感じますね・・・。

そのため看護師の場合、転職活動をすればすぐに転職先が見つかるケースが多いでしょう。

 

しかし転職先選びを間違えると、今よりも状況や条件が悪くなることも大いにあり得ます。

転職を考えてはいるけど一歩踏み出せない原因の多くはこれじゃないでしょうか。

今よりも条件が悪くなったらどうしようと考えるのは当然ですよね。

 

僕自身はキャリアアップ目的で転職を行った結果、年収のアップにも繋がりました。資格の取得なども年収に左右されると思いますが、大きく収入を改善させるためには転職をすることが最優先だと考えます。

 

現在は優秀な転職サイトや転職エージェントが多く存在します。

ここの選択方法や注意点をしっかり守れば、転職が怖いものではなく、自身の豊かな人生へ繋がるきっかけと感じることができると思います。

これらは無料登録で利用開始ができ、変な勧誘などはありません。

そのため転職の予定がなくても、情報収集だけの軽い気持ちで登録して自分に合った求人があれば転職を考えるのも一つの手段ですね。

 

転職に関しては以下の記事で詳しく解説しています。興味があれば、是非読んでみてください。

 

・副業

看護師って副業してもいいの??

そんな疑問を持つ方も多いと思います。

昨今では、平均所得が上昇しているとは言えず、残業規制などをしている会社も多いため、副業解禁に踏み切っている企業が徐々に増えつつあります。

看護業界も例外でなく、徐々にバイト感覚で副業をする人が増えています。

就業規則で副業解禁となっていなくても、モラルを考慮しないのであれば、副業をしていても職場にバレない方法はあります。

個人で背負えるリスクを考え、副業に一歩踏み出すことがこれからの時代必要なこととなってくるでしょう。

 

ただし、公務員に該当する医療機関で勤務する看護師は副業が原則行えません。それは「国家公務員法」と「地方公務員法」に定められています

国家公務員法 第103条

職員は、商業、工業又は金融業その他営利を目的とする私企業(以下営利企業という。)を営むことを目的とする会社その他の団体の役員、顧問若しくは評議員の職を兼ね、又は自ら営利企業を営んではならない。

国家公務員法|条文|法令リード (hourei.net)

地方公務員法 第38条₋1

職員は、任命権者の許可を得なければ、商業、工業又は金融業その他営利を目的とする私企業を営むことを目的とする会社その他団体の役員その他人事委員会規制で定める地位を兼ね、若しくは自ら営利企業を営み、又は報酬を得ていかなる事業若しくは事務にも従事してはならない。

地方公務員法 | e-Gov法令検索

公務員の副業は法律違反になるため、オススメはしません

 

ただし、不動産や株・金融資産の購入などは副業には該当せず、公務員でも認可されています

近年、つみたてNISAiDeCo(イデコ)など、国が推奨する資産運用が浸透しています。

 

僕自身も楽天証券で毎月定額で積み立てを行っていますが、日々少しづつですが銀行にお金を預けておくよりもお金が増えていっている実感を持てます。

超高齢化社会や年金問題など様々な問題が今後待ち受けています。

自分で自分の生活資金を確保する手段を、今の確保しておくことが今後の豊かな生活に繋がってくるでしょう。

まとめ

看護師の平均年収は世間的にみると給料の高い部類には入りますが、その大半が夜勤などの諸手当によるものであり、体力を使う夜勤業務などは年を重ねるにつれて、持続して行えるものではなくなるでしょう。

また、新型コロナウイルスによる感染のリスクや、今後起こりうる超高齢化社会での医療従事者の負担などを考えると、金額だけで一概に高収入の職業とは言えないかもしれません。

 

一方で人手が不足している分、転職活動などは円滑に行える場合が多く就職のしやすさなどからは恵まれている点もあるかと思われます。

僕自身、複数の病院の転職説明など聞きましたが、どこも転職を歓迎しています。自分の選択次第で、豊な生活に近づくことは可能なんですね。

自身で転職先を探すのに不安を感じる場合は、転職サイトや連職エージェントを利用することをオススメします。

転職に関しては以下の記事で詳しく解説しています。興味があれば、ぜひ読んでみてください。

 

看護師の労働環境や待遇の改善など、今後の動きに期待が高まりますね。

参考元

コメント

タイトルとURLをコピーしました